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エア・セルビア、来年6月にニューヨーク就航 長距離線初進出
エア・セルビアは、ベオグラード〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ線を2016年6月に就航すると発表した。
セルビアとアメリカを結ぶ唯一の路線となり、週5便を運航。エアバスA330-200型機をリース導入する計画で、エティハド航空のパートナー航空会社かその他の航空会社からのリースを検討している。エア・セルビアにとって最初の長距離線機材の投入となる。
アメリカに住むセルビア系の民族は20万人で、ニューヨークやシカゴなどを中心に在住。アメリカからの帰省やレジャー、観光需要の増大を見込んでいる。
エア・セルビアはセルビアの国営航空会社で、ベオグラードのニコラ・テスラ国際空港を拠点にヨーロッパや地中海の40都市以上を結んでいる。旧Jat Airways(ヤットエアウェイズ)で、2013年8月にセルビア政府とエティハド航空がマネジメント契約を締結し、社名変更。エティハド航空はエア・セルビアの49%の株式を取得している。