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インド、500ルピーと1,000ルピー紙幣を無効化 外国人旅行者は11日まで空港で両替可能
在インド日本国大使館は、インドのモディ首相が500ルピーと1,000ルピー紙幣の無効化と、新500ルピー、2,000ルピー紙幣の導入を発表したことを受けて、在留邦人に向けて情報提供を行っている。
現行の500ルピー、1,000ルピー紙幣は11月9日以降、法定通貨としての効力を失っており、使用できない。しかしながら、政府系病院での医療費の支払い、医師の処方箋を示して政府系の病院で医薬品を購入する際の支払い、鉄道や国営企業が経営するバスや空港のチケットカウンターでチケットを購入する際の支払い、中央政府や州政府の認可の下で運営する消費者共同組合店舗や牛乳販売店での支払い、国営石油販売企業の認可の下で運営するガソリンスタンドで石油・ディーゼル・ガスを購入する際の支払い、火葬場や墓所での支払い、5,000ルピーを超えない現行紙幣を有する国際線の乗客が国際線空港で両替をする場合、外国人旅行者が5,000ルピーを超えない現行紙幣等を空港で両替する場合は11月11日まで使用可能できる。
旧高額紙幣は12月30日までの間、銀行支店等にて銀行に預金するか新紙幣を含む使用可能な紙幣と交換することができる。交換上限は4,000ルピーで、上限は15日後に見直される見通し。預金の上限はないものの、11月24日まで銀行窓口での引き出しは、1日10,000ルピー、1週間20,000ルピーに制限される。11月18日までATMでの現金引出しは、カード1枚当たり1日2,000ルピー、11月19日以降はカード1枚当たり1日4,000ルピーに制限される。銀行窓口は11月9日まで、ATMは11月10日まで利用できない。
日本国大使館では、旅券発給、証明書発給、査証発給等の領事手数料は、11月30日まで現行の500ルピー、1,000ルピー紙幣での支払いも受け付ける。
100ルピー紙幣以下の小額紙幣、クレジットカード、デビットカード、小切手での支払いは引き続き可能となる。