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【フォトレポート】ガルーダ・インドネシア航空、路線で著名シェフによる機内食「スターシェフメニュー」を提供中 コース内容をレポート
2年連続でスカイトラックスの5スターエアラインに認定されたガルーダ・インドネシア航空は、オーストラリア・日本・オランダ路線のビジネスクラスとファーストクラスで、インドネシアを代表する3人の著名シェフがプロデュースした「ガルーダ・インドネシア スターシェフメニュー」を月替りで提供する。
現在「スターシェフメニュー」が提供されているオーストラリア路線に続き、3月21日から4月30日まで東京/羽田発着ジャカルタ線と、東京/成田発バリ線の3便が「スターシェフメニュー」の対象となる。日本路線では、ジャカルタの有名フレンチレストラン「Amuz Restaurant」のシェフで、2012年から3年連続で「ホスピタリティ・アジア・プラチナ・アワード」のアジア料理部門「マスターシェフ賞」を受賞したギル・マーク氏がプロデュースした、インドネシア風にアレンジされたフランス料理がコースで提供される。
ビジネスクラス向けの「スターシェフメニュー」の試食会が開催されたので、フォトレポートをお送りする。
(実際に機内で提供されているウェルカムドリンク「マンゴーフィズ」は、バジルを隠し味として使っており、甘過ぎずすっきりとした味わい。)
コースは前菜、スープ、メインディッシュ、チーズ・デザートと順番に提供され、いずれも2種類以上のメニューから選ぶことができる。
前菜は「キハダマグロのマリネ バルサミコドレッシング」と「仔牛肉のカルパッチョ ピータン、バジルトースト」の2種類から選択できる。
(「キハダマグロのマリネ バルサミコドレッシング」。数種類の野菜を使っていて彩りが良く、機内で仕上げとして振りかけられるバリ島産の塩がキハダマグロとマッチしている。)
(「仔牛肉のカルパッチョ ピータン、バジルトースト」。オーストラリア産の仔牛を使ったカルパッチョは柔らかく、2種類のパルメザンチーズとともに異なる食感を楽しむことができる。)
スープは「バジルのスープ」と「ダックコンソメスープ」の2種類から選択できる。
(「バジルのスープ」。生のバジルをふんだんに使っていて、スープはバジルと松の実をミックスしたものとなっている。)
(「ダックコンソメスープ」。中華風に仕上げられており、付け合せの餃子も美味しい。)
メインディッシュは「蒸し鯛のフィレ ジャスミンライス ココナッツソース」と「帆立、海老、鯛 ターメリックライス」、「鴨肉のコンフィ ポテト、マッシュルーム 青唐辛子のチャツネ」、「鶏胸肉のロースト ココナッツ風味のターメリックライス ディアブルソース」の4種類から選択できる。また、温かいパンも提供される。
(「蒸し鯛のフィレ ジャスミンライス ココナッツソース」。蒸した鯛にココナッツソースがよくからんでインドネシアらしい味となっている。)
(「鴨肉のコンフィ ポテト、マッシュルーム 青唐辛子のチャツネ」。見た目の豪快さの通り、鴨肉のコンフィはかなりのボリュームがあり、かなり辛いチャツネのスパイシーさが加わるとまた違った味を楽しめて絶品だった。)
(「鶏胸肉のロースト ココナッツ風味のターメリックライス ディアブルソース」。ローストされた鶏胸肉とスパイスの効いたディアブルソースと合っている。)
チーズ・デザートは、「カマンベールチーズ、レッドチェダーチーズ」と「パッションフルーツケーキ」の2種類から選択できる。
(「カマンベールチーズ、レッドチェダーチーズ」。異なる味の2種類のチーズは、食後のワインなどと一緒に楽しむのに最適。)
(「パッションフルーツケーキ」。パッションフルーツのソースがかかったケーキは、ボリュームのある食事の後でもすっきりと食べることができて絶品だった。)
以上が今回特別に提供される「スターシェフメニュー」となっている。ドリンクはシャンパンやワインだけでなくデザートワインや日本酒などが揃えられており、ワインは赤と白、それぞれ3種類ずつ用意されているので、料理に合ったものを選んだり、それぞれ違った味を楽しんだりできる。
また、ガルーダ・インドネシア航空では実施している航空会社がわずかである、専任シェフが機内で腕を振るう「シェフ・オン・ボード」を採用しており、ビジネスクラスとファーストクラスで最大2人が乗機している。だからこそ平面ではなく立体的な料理を提供することが可能で、視覚でも機内食を楽しむことができる。期間中は、メインの4種の「スターシェフメニュー」に加え和食も選択可能で、他社のビジネスクラスでも類を見ない5種類の機内食が選択できる。ガルーダ・インドネシア航空が提供する機内食は全てハラル対応となっている。
機内に漂うインドネシア原産の植物のクローブの匂いや、機内のパーテションや客室乗務員の制服で採用されていてインドネシアで良く使われるバティック・ゲデック模様に加え、今回の「インドネシアらしさ」が随所に散りばめられた「スターシェフメニュー」は、ガルーダ・インドネシア航空の「最高のインドネシアを体験してもらいたい」という思いから生まれたサービスコンセプト「ガルーダ・インドネシア・エクスペリエンス」をより高めるものとなるだろう。