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デルタ航空、エアバスA350-900型機を初受領 10月30日より東京/成田線投入
デルタ航空は、最初のエアバスA350-900型機を受領した。10月から太平洋横断路線に投入する。
2017年にはデルタ航空は5機のエアバスA350-900型機を受領する計画。全室が個室でスライド式ドアを設けたビジネスクラスの「デルタ・ワン スイート」を32席、プレミアム・エコノミークラスの「デルタ・プレミアムセレクト」を48席、エコノミークラスの「メインキャビン」を226席の計306席を配置している。
「デルタ・ワン スイート」はフルフラットシートと全席から通路側へのアクセスが可能な現在のシートの特長はそのままに、各個室にスライドドアや中央2席の間に可動式仕切り、個別調整ができる照明、収納スペース、形状記憶機能付きクッション、最大18インチモニター、ユニバーサル電源とUSBポートを設けた。寝具はウェスティンホテルが開発した「ヘブンリーベッド」で、アメニティケースはTUMI、アメニティはキールズを採用している。
「デルタ・プレミアムセレクト」は、デルタ航空として初めてとなるプレミアム・エコノミークラス。シートピッチは最大38インチ(約96.5センチ) 、シート幅は最大19インチ(約48.3センチ)、リクライニングは最大7インチ(約17.8センチ)。可動式のレッグレストとヘッドレストを完備した。ウェスティン・ヘブンリー・ブランケットと枕、マリン・アンド・ゴッツの製品が入ったTUMI製アメニティキット、ノイズキャンセリング機能付きLSTN製ヘッドフォンを提供する。ウェルカムドリンクやアレッシィの食器を用いた機内食をサービスする。
運航開始は10月30日のデトロイト発東京/成田行きとなり、11月16日以降のデトロイト〜ソウル/仁川線の一部便、2018年1月17日以降のデトロイト〜北京線の一部便でも導入される計画。航空券の販売はアメリカ時間6月17日より開始している。