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F1シンガポールGP、2021年まで開催期間延長 観光客増や経済貢献が背景
シンガポール政府観光局(STB)とシンガポール・グランプリは、FIA Formula 1世界選手権の開催契約期間を2021年まで、4年間延長した。
チケットの売上が19%の伸びを達成していることや、過去10年間の海外からの観光客が45万人を突破し、約14億シンガポールドルの観光収入をもたらしたことなどが背景にあるという。さらに、中継放送を通じて全世界7億8,000万人以上の視聴者に、シンガポールをアピールする機会であることや、運営に関わる約90%の会社がシンガポール国内の業者であり、経済全体に多大な貢献を果たしていることなども理由に挙げた。
シンガポール政府観光局のライオネル・ヨウ長官は、「シンガポールで開催されるレースは、新たなライフスタイル提案や製品開発に取り組む地元企業にとっても絶好のプラットフォームを提供してくれている。グランプリシーズンに生み出されるエキサイティングな雰囲気だけでなく、F1グランプリが吹き込んでくれるクリエイティブなコンセプトや体験のおかげで、シンガポールは1年を通して世界各国からの旅行客を惹き付けることができる。」とコメントした。
Formula 1シンガポール・グランプリは、2008年に初のナイトレースとして開催。市内中心部のマリーナベイ・ストリート・サーキットでアジア唯一の市街地コースとして開催されている。