ANAの就航で期待高まるミラノ、観光や貨物需要の顕在化でデイリー化も見込む
エアアジア・ジャパン、会長と社長が退任 新会長には元衆議院議員の谷本龍哉氏
エアアジア・ジャパンは、12月22日付けで代表取締役社長の秦修氏が退任し、取締役の谷本龍哉氏が代表取締役会長、コンサルタントのジェニー・マユコ・ワカナ氏が取締役社長に就任すると発表した。会長兼安全統括管理者の井手隆司氏は会長職を外れる。
谷本龍哉氏は東京大学法学部卒、1999年に和歌山県議会議員、2000年に衆議院議員に当選し、3期務めた。内閣府大臣政務官、内閣府副大臣を経て、2009年にミス・ユニバース・ジャパンを主催するアイビージージャパン社長に就任。2014年にエアアジア・ジャパンの社外取締役、オクターヴ・ジャパンのシニアアドバイザーに就任している。
ジェニー・マユコ・ワカナ氏は、MARTHA STEWART JAPANの編集者、HEIDRICK&STRUGGLESの人材戦略設計主幹、COACHの国際広報宣伝上級部長を経て、2013年にマレーシアのエアアジアに入社し、トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)直属の経営戦略・広報担当部長に就任。2017年からエアアジア・ジャパンのコンサルタントを務めている。
エアアジア・ジャパンは10月29日に、名古屋/中部〜札幌/千歳線に1日2便を就航した。来年にも名古屋/中部〜台北/桃園線を開設することを予定しており、日本市場の更なる開拓のためにエアアジアグループとのさらなる連携強化により、ビジネスを積極的に進めるとしている。