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運輸安全委員会は、4月11日にバンコク発東京/羽田行きのタイ国際航空660便(ボーイング747-400型機、機体記号:HS-TGX)が、着陸進入中に地上に接近し、対地接近警報装置の警報が作動したとして、重大インシデントとして調査を開始した。
同便は現地時間午後6時43分にバンコクのスワンナプーム国際空港を離陸、羽田空港のC滑走路に向けて進入中、羽田空港の北東約8キロの場所で、地上に約170メートルまで接近した。対地接近警報装置の警報が作動したため、上昇の後、着陸をやり直し、翌12日午前0時4分に羽田空港のB滑走路に着陸した。負傷者はいなかった。