ヨーロッパ最大のカジノリゾート「シティー・オブ・ドリームス メディテレーニアン」、起工式開催

メルコ・インターナショナル・ディベロップメントは、キプロス・リマソールで「シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアン」の起工式を開催した。

起工式には、キプロスのニコス・アナスタシアディス大統領、CNSグループのメリス・シャコラス氏、メルコ・インターナショナル・ディベロップメントのローレンス・ホー会長兼最高経営責任者（CEO）が参列した。

ヨーロッパ最大の統合型カジノリゾートとなり、2021年にも開業する。カジノには136台のテーブルと1,200台のゲーミングマシンを完備する。ホテルはヴィラと500室の客室、レストランやカフェテリアは11店舗、ウェルネスセンター、スポーツセンター、屋外円形劇場、9,600平方メートルのMICE施設も完備する。

暫定的に、キプロス政府として初公認となるカジノ施設「キプロスカジノ」を6月28日に開業する。暫定的な施設では1,300平方メートルの広さで、33台のテーブル、242台のスロットマシン、VIPゲーミングエリア、レストラン1店舗、バー2店舗を備えた。2018年度中に4ヶ所で営業を開始する見通し。2021年の「シティ・オブ・ドリームス メディテレーニアン」開業後に営業を終了し、全従業員が新施設に転属となる。

全面開業後には約2,400人の正規雇用の創出や年間30万人の旅行者の増加が見込まれており、開業2年後には年間約7億ユーロ、年間国内総生産（GDP）の約4％に達する見通し。

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