SBドライブとバイドゥが協業、日本の公道で自動運転バスの実用化目指す

Apolong(アポロン)

SBドライブと百度(バイドゥ)日本法人のバイドゥは、百度が提供する自動運転システムのプラットフォーム「Apollo(アポロ)」を搭載した自動運転バス「Apolong(アポロン)」の日本での活用に向けて協業することに合意した。

SBドライブが開発中の遠隔運行管理システム「Dispatcher(ディスパッチャー)」と、百度の自動運転システムのプラットフォーム「Apollo」を連携させ、日本の公道での自動運転バスの実用化を目指す。

厦門金龍聨合汽車工業(金龍客車)と協業し、「Apolong」を日本で活用するための仕様変更などを進め、2019年初期までに実証実験用車両を含めて10台の「Apolong」を日本に持ち込む予定。2018年度中に日本で実証実験を開始する。

SBドライブはソフトバンクと先進モビリティが2016年4月に設立、2017年3月にはヤフーも資本参加している。北九州市や浜松市など4市町村と連携協定を締結している。2017年には沖縄で自動運転バスの実証実験を実施している。