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香港国際空港、空港旅客保安料を10月発券分から値上げ 50香港ドルに
香港空港管理局は、空港旅客保安料(Airport Pasenher Security Charge)を10月1日発券分より値上げすると発表した。
これまでの45香港ドルから50香港ドルとなる。9月30日以前に発券された航空券には適用されない。2021年10月1日からは55香港ドルにさらに値上げする。
香港航空安全保障プログラムに基づき、セキュリティ対策やシステム強化保安にかかるコストを利用者に対して負担を求めるもの。手荷物検査システムやセキュリティシステムをアップデートし、生体認証などの新機器を導入していく。航空会社も支援を表明しているという。
香港国際空港では、2014年より「保安サービス料(Security Service Charge)」として導入しており、2017年5月から空港旅客保安料に改められた。香港国際空港を出発する利用者からはこの他に、出国税120香港ドル、空港建設費を距離により70香港ドルから180香港ドル徴収している。日本線利用時の空港建設費は、エコノミークラスとプレミアムエコノミークラスは90香港ドル、ファーストクラスとビジネスクラスは160香港ドルとなる。