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JR東日本横浜支社と川崎市は7月17日、横須賀線武蔵小杉駅等の更なる混雑緩和対策を進めていくための基本的な事項について確認し、覚書を締結した。
武蔵小杉駅は近年の利用者増加に伴う混雑緩和対策として、新南改札への入場専用臨時改札とエスカレーターの設置、南武線下りホームの一部拡幅工事を4月に完了。川崎市、JR東日本によると、一定の混雑緩和効果が現れている。
今後、更なる混雑緩和を図るため、今般締結した覚書に基づいた取り組みを推進する。主な内容として、横須賀線ホームの混雑緩和を図るため、現在上り下り共用の1面2線として使用しているホームを上り専用化。下りホームを新たに設置し、2面2線とする。新設にかかる事業費はJR東日本が負担することを基本とし、2023年度の供用開始を目指す。
また、駅構内及び駅周辺の歩行者の分散化による混雑緩和と、南武線北側からのアクセス性の向上を図るため、新規改札口を設置する。設置にかかる事業費は川崎市が負担することを基本とする。供用開始は横須賀線下りホーム新設後を予定している。
今後、設計等を通じて工期の短縮に向けた施工方法の精査を進め、早期の供用開始を目指すとしている。