東京メトロ新橋駅をAIロボットが案内 きょう30日から実証実験

東京地下鉄(東京メトロ)とNTTコミュニケーションズは、高精度日本語対話AI「Communication Engine “COTOHA Virtual Assistant”」とコミュニケーションロボット「Sota」を組み合わせ、東京メトロ新橋駅の利用客に対して駅構内や乗換案内などの案内を行う共同実証実験をきょう7月30日から開始する。

実験では新橋駅の定期券うりば内に「Sota」を設置し、駅利用客からの駅構内や乗換などに関する問い合わせを音声で認識。認識した音声を「COTOHA Virtual Assistant」が高精度で理解し、より自然な会話形式での案内を回答する。

応対内容は、トイレやコインロッカー、ATMなどの駅構内設備の案内、新橋駅銀座線改札口の案内・乗り換え案内。実施日時は7月30日から8月8日までの各日午前10時から午後3時まで。

今後、訪日外国人への案内も視野に応対内容の高度化を図る。合わせて、電話やインターネットでの問い合わせデータの活用など、様々なチャネルを通じた応対の品質向上についても検討する。