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セブパシフィック航空、持続可能な観光プログラム立ち上げ 機内でリサイクル可能な食器提供
セブパシフィック航空はフィリピン観光省と連携し、持続可能な観光プログラム「フアン・エフェクト(Juan Effect)」を立ち上げた。
旅行客や業界関係者とともに観光による環境への影響を緩和させることを目的としており、乗客に責任ある行動のもとでの旅行を促す。環境保全活動にも取り組む。
10月1日から全便で、環境に配慮したリサイクルができるスプーン、フォーク、マドラー、カップを使用する。カトラリーはコーンスターチ由来のポリ乳酸(PLA)を使用しており、従来のプラスチックと同様に成形できるという。プラスチック製カップは生物分解が可能な紙を使用したもの、コーヒーや紅茶に使用するプラスチック製マドラーは、リサイクルが可能な木材製に変更する。
セブパシフィック航空では、フィリピン国内線37路線、国際線26路線を毎日平均400便運航しており、毎日約18,500個のプラスチック製のスプーンやフォーク、カップ、マドラーを使用しているという。今後、子会社のセブゴーでも切り替える計画としている。