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JR北海道は9月12日、北海道胆振東武地震の影響で不通となっている日高線の苫小牧~鵡川間のうち、被害の大きい厚真川橋りょうの状況を発表し、写真を公開した。
厚真川橋りょうは1956年2月に竣工。震度7を記録した北海道厚真町の勇払~浜厚真間に位置し、長さは255.3メートル。同社によると、鉄筋コンクリート桁の苫小牧(勇払)方に約3センチ、約2センチ、約6センチの3か所の桁ずれと、様似(浜厚真)方に約27センチ1か所の桁ずれを確認。桁ずれは全て線路左側(厚真川上流方向)だった。また、それに伴うものとみられる軌道変位も複数確認されている。
同社は9月12日現在、同線苫小牧~鵡川間の運転再開時期について未定としている。