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シンガポール航空、エアバスA350-900ULRを世界初受領 ニューアーク線10月開設へ
シンガポール航空は、10月11日より運航を開始するシンガポール〜ニューヨーク/ニューアーク線に投入する、エアバスA350-900ULR(Ultra Long Range)を世界で初めて受領した。
エアバスA350-900ULRは、すでに商業飛行を行っているエアバスA350-900型機の規格を変更することにより、燃料搭載容量を141,000リットルから165,000リットルにを増加させた機体。最大離陸重量は280トンで、飛行可能距離は最大9,700海里(約16,700キロ)、20時間以上の飛行も可能になるなど飛行空力性能も向上している。
シンガポール航空はエアバスA350-900ULRを7機を発注しており、シンガポールとアメリカ本土を結ぶ直行便を復活させる計画。ビジネスクラス67席、プレミアムエコノミークラス94席の計161席を配置している。
11月2日には、シンガポール〜ロサンゼルス線直行便もエアバスA350-900ULRで開設することをすでに発表している。