JAL、「イクボスアワード」で運輸業界初のグランプリ

日本航空(JAL)は、厚生労働省が主催する「イクボスアワード2018」で運輸業界初のグランプリを受賞した。

受賞者は広報部長の北原宗明氏で、部下の仕事と育児の両立に対して配慮し、前役職の調達部で、本社部門で初となる男性の8週間にわたる長期育児特別休暇を部下が取得したことや部員の勤務実態を共有し、時間外労働の要因を特定して改善策を策定・実行することで、時間外労働時間の大幅な削減と年次有給休暇取得率を倍増させたことなどが評価された。北原氏自らも年次有給休暇を100%取得し、在宅勤務を月に2~3回実施するほか、マンション管理組合の理事やPTA役員などを歴任しているという。

「イクボスアワード」は、部下が育児と仕事を両立できるように配慮したり、育休取得や短時間勤務などを行っても業務を滞りなく進めるための仕組みづくりや業務の効率化を進め、自らも仕事と生活の充実をさせている管理職を表彰するもの。企業における育児と仕事の両立支援の推進を目的に2014年から毎年実施している。

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