JAL、「Refresh」マークを表示した航空機を運航
チャイナエアライン、エアバスとの特別塗装を施したA350-900型機を受領
エアバスは、チャイナエアラインにエアバスとの共同塗装を施したエアバスA350-900型機を引き渡した。
台湾で初めてとなるエアバスとの共同塗装機で、チャイナエアラインの梅のロゴを垂直尾翼、エアバスA350型機の特徴であるカーボンファイバーのシンボルを機体後部、A350の文字を機体中心部に描いた共同塗装機。1機目には台湾の国鳥である「ミカドキジ」、エアバス社にとって100機目の引渡しとなった2機目は「ヤマムスメ」を塗装している。
機内は全席から通路にアクセスできるプレミアムビジネスクラスを「1-2-1」配列で32席、プレミアムエコノミークラスを「2-3-2」配列で31席、エコノミークラスを「3-3-3」配列で243席の計326席を配置している。初便は10月26日の台北/桃園〜香港線となり、その後はヨーロッパや北米線などに投入する。
10月22日にフランス・トゥールーズのエアバス本社で開かれたセレモニーでは、チャイナエアライン何煖軒取締役会長は、「チャイナエアラインが誇るA350は2016年10月の導入以来、地球約1,197周に相当する4,788万キロメートルを飛行しており、265万人にも及ぶ世界各地のお客様にご利用いただいております。全14機のA350を受領した事で、今後アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカ、カナダ全エリアのお客様にA350によるより快適なサービスの提供が可能となり、競争力の向上が望めます。」と述べた。
これによりチャイナエアラインは、発注済みのエアバスA350-900型機全機にあたる14機を保有することになる。エアバスはエアバスA350型機を46社から890機受注している。