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オーストリアの国営企業であるカジノオーストリアインターナショナルは、日本での統合型リゾート(IR)事業に参入すると発表した。
カジノオーストリアインターナショナルは、親会社のカジノオーストリアAGが1934年にオーストリア政府により設立された後、1976年に世界進出を目的として創業した。35カ国に215のカジノと娯楽施設、90隻以上の船舶で船上カジノを開設している。
カジノオーストリアインターナショナルでは、出入り禁止措置規定を設けているほか、プレイヤーの来場頻度モニタリングなどを実施し、プレイヤーの保護やギャンブル依存症対策に努めていることをアピールした。日本法人であるCAIジャパンの林明男代表取締役は、日本での展開では「医療分野とのアライアンス」、「オーストリア・ウィーンの本物のクラシックが楽しめる施設」、「世界で最も女性が入れるIR」の3つを特徴とし、豊かな生活を持ちながらエンジョイできる「ゆとりのあるカジノ」を目指していきたいとコメントし、医療モールを併設したIR施設の構想などの構想を明らかにした。