JAL、飲酒の副操縦士を懲戒解雇 社長と役員は減給、同乗機長も処分

日本航空(JAL)は、10月28日のロンドン/ヒースロー発東京/羽田行きにJL44便に乗務予定だった副操縦士から基準値を超えたアルコールが検出されたことから逮捕され、現地時間11月29日に開かれた裁判で、禁錮10ヶ月の判決が言い渡されたことから、記者説明会を開いた。

当該副操縦士は懲戒解雇とし、赤坂祐二代表取締役社長は12月から月額報酬の20%減額を3ヶ月、進俊則取締役専務執行役員運航本部長は同10%減額を3ヶ月間の処分とする。11月は同率の額を自主返納している。また、当該副操縦士と搭乗予定だった機長2名を含む、関係者5名も社内規則に則り、処分した。副操縦士と役員以外の処分内容については、内規により非公表とした。

アルコール検知をすり抜ける要因となった旧型のアルコール感知器は新型のアルコール感知器に置き換え、国内空港に80台、海外空港に38台の計118台をすでに配備している。

詳細はこちら