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エアアジア、空港会社と対立 旅客サービス料の値上げに反発
エアアジアとエアアジアXは12月14日、空港会社のマレーシア・エアポーツからクアラルンプール国際空港の旅客サービス料の値上げを巡って提訴されたことを巡って、声明を発表した。
エアアジアグループはクアラルンプール国際空港の第2ターミナル(KLIA2)を利用しているものの、ASEAN域外の国際線利用者から徴収する旅客サービス料が、2018年2月から50マレーシア・リンギットから73マレーシアリンギットに値上げされたことに反発し、値上げ分の徴収を拒否していた。
エアアジア側は、フルサービス航空会社が利用する第1ターミナルよりも簡素なサービスであることから旅客サービス料は低く抑えるべきだと主張。駐機場の欠陥、燃料パイプラインの破損などがこれまでに発生しており、空港会社側が提供しているインフラに対する苦情を複数出しているとしており、これらによる損害は、値上げ分にあたる空港税をはるかに上回るものだと主張している。
エアアジア側は、値上げ前のあたる金額で現在までに、空港会社に対して旅客サービス料として約6.6億マレーシア・リンギットを支払っている。