ANA、燃油サーチャージを引き上げ 2月以降発券分
キャセイパシフィック航空、誤販売の激安航空券の利用認める ファーストクラスでベトナム〜北米往復9万円など
キャセイパシフィック航空は、日本時間1月1日に誤って販売した、ベトナム各地から北米へビジネスクラスで6万円台、ファーストクラスで9万円台からの往復航空券の利用を認める声明を、Twitterに投稿した。
Happy 2019 all, and to those who bought our good – VERY good surprise ‘special’ on New Year’s Day, yes – we made a mistake but we look forward to welcoming you on board with your ticket issued. Hope this will make your 2019 ‘special’ too!
.#promisemadepromisekept #lessonlearnt— Cathay Pacific (@cathaypacific) 2019年1月2日
日本の旅行代理店のウェブサイトで検索するところによれば、現在、ダナン発ニューヨーク行きの往復航空券は3,445,120円(燃油サーチャージ、諸税込み)で複数日程販売されていた。筆者が購入したファーストクラスの航空券は、運賃部分は499米ドル(約53,700円)、燃油サーチャージは204.6米ドル(約22,020円)、諸税は141.63米ドル(約15,240円)の計845.23米ドル(約90,950円)だった。割引率は約97.3%だったことになる。
キャセイパシフィック航空のウェブサイトのほか、日本の旅行会社を含む全世界のオンライン旅行代理店のウェブサイトでも購入できた。インターネット上では騒ぎになったものの、数時間後に販売を停止した。誤った金額で販売した航空券は、航空会社は全乗客の予約を取り消す場合と、例外的に搭乗を認める場合があり、キャセイパシフィック航空が利用を認めるか否かに注目が集まっていた。
香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストでは、多くの航空会社がファーストクラスの設定を行っておらず、ファーストクラスでは価格設定が厳格であることからこのようなトラブルは珍しいとした上で、搭乗を認めるのではないかとの論調の記事を掲載していた。購入者にとってはまさに”お年玉”となった形だ。