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マレーシア航空、ファーストクラス廃止 「ビジネス・スイート」に
マレーシア航空は2018年12月12日、ファーストクラスを廃止し、「ビジネス・スイート」に名称を変更した。
ビジネス・スイートは旧ファーストクラスの座席をそのまま使用して運用する。従来のビジネスクラスは継続して設定する。エアバスA350-900型機とエアバスA380型機で利用可能で、従来どおり専用チェックインカウンター、ファーストクラスラウンジへのアクセス、受託手荷物許容量50キロなどのサービスを提供する。
両機材ともに配列は「1-2-1」で、エアバスA380型機では1階に8席を設けており、通路側の2席はダブルベッドになる。フルフラット状態では全長約2.2メートル、幅約1メートルとなる。エアバスA350-900型機では同様に4席を設けており、プライバシードアを備える。フルフラット状態では約2.1メートルとなる。最新のタッチスクリーン式の24インチモニターを備える。
高いビジネス需要に応えるもので、東京/成田・大阪/関西〜クアラルンプール線でも利用できる。ザム・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、「私たちの新しいビジネス・スイートは、人々がビジネスクラスで旅行する方法を変えると確信している」と自信を示している。