エミレーツ航空、ドバイ国際空港工事で最大48機の運航停止 来夏スケジュールの増減便も発表

エミレーツ航空(エアバスA380型機)

エミレーツ航空は、ドバイ国際空港の滑走路の改修工事などに伴う、運航スケジュールの調整を行うことを明らかにした。

ドバイ国際空港では4月16日から5月30日までメンテナンス作業のため、南側の滑走路の使用ができなくなる。このため最大で48機の運航を停止し、総フライト数は25%減少することになる。

アフリカへのネットワークを拡大し、6月からドバイとカサブランカ、アブジャ、アクラ、コナクリ、ダカールを結ぶフライトを増便する。このほか、アテネ、ローマ、ストックホルム、ザグレブへのフライトを増便する。ボストン、グラスゴーへはエアバスA380型機を投入し、夏期の旅行需要に対応する。リオデジャネイロとリオデジャネイロ経由のブエノスアイレスへはボーイング777-200LR型機を投入する。

また、バンコクを経由するシドニー線のEK418便とEK419便の運航を停止する。利用者は提携するカンタス航空への利用を促す。パースへはEK418便とEK419便を減便し、エアバスA380型機の運航を残す。

2019年度には、エアバスA380型機6機を受領し、ボーイング777型機7機を退役させる。2018年11月に最後のボーイング777-300ER型機を受領しており、2020年にボーイング777Xの導入を予定している。

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