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エアージャパン副操縦士、乗務前検査でアルコール反応 乗員交代での遅延なし
エアージャパンは、きょう2月1日の東京/成田発ヤンゴン行きのNH813便(ボーイング767-300ER型機)に乗務予定の副操縦士から、乗務前検査でアルコール反応が検出されたことから、別の乗務員に交代して運航したことを明らかにした。
ストロータイプの検査機による3回の検査で、いずれも1リットルあたり0.25ミリグラムのアルコール反応があった。同便は定刻に出発準備を終えたものの、成田空港の滑走路閉鎖の影響で40分遅延した。
副操縦士は前日午後5時から午後7時40分頃まで、自宅で750ミリリットルのウォッカ類のボトルを半分程度飲酒していた。社内規則では出発予定時刻の12時間前以降の飲酒は禁止しているほか、適度なアルコール摂取量はアルコール2単位までである旨を12月に追加している。アルコールの代謝スピードは、体重60キロから70キロの人は1単位につき3時間程度かかるという。1単位はビール500ミリリットル、日本酒1合、ワイン小グラス2杯(200ミリリットル)などで、今回の飲酒量は約5単位から6単位にあたるという。
エアージャパンでは、「乗務員の飲酒に関し厳格な対応が求められている中、このような事象を引き起こしましたことを大変重く受け止めております。安全運航を堅持するとともに、再発防止策を徹底し、全役職員一丸となって信頼回復に努めてまいります」とコメントしている。