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JALのLCC、「ZIPAIR(ジップエア)」に 郵便番号や拡張子のイメージが由来
日本航空(JAL)が100%出資して設立した中長距離線格安航空会社(LCC)のティー・ビー・エル(T.B.L)はきょう8日、東京・天王洲のJAL本社で会見を行い、ブランド名を「ZIPAIR(ジップエア)」に決定したと発表した。合わせて、社名を「ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)」に変更する。
「ZIPAIR」の名称は、英語で、矢などが素早く飛ぶ様子を表した擬態語“ZIP”から生まれた造語であり、「フライトの体感時間が短い」エアラインであることを表現している。また、“ZIP CODE”(郵便番号)が持っている「さまざまな場所に行ける」というイメージや、デジタルファイルフォーマットの“.zip”のイメージを盛り込み、「至る所に日本人らしい創意工夫をつめて、計算し尽くされた移動体験を目指す」という想いを込めた。また、社名については新しいエアラインのベースとなる地名であり、世界でも有数のカルチャー発信都市でもある「東京」を冠して「ZIPAIR Tokyo」としている。
準備会社のティー・ビー・エルは2018年7月に設立。社名は「To Be Launched」の頭文字が由来となっている。資本額は9億8,000万円で、うち資本金は4億9,000万円。全額をJALが出資した。代表取締役社長は西田真吾氏。