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ZIPAIR、機体と制服デザイン発表 制服は黒基調、スニーカー採用
日本航空(JAL)が全額を出資する、2020年に就航を予定している中距離線格安航空会社(LCC)のZIPAIR(ジップエア)は、機体と制服デザインを発表した。
機体デザインは、窓枠に沿って細いグリーンのラインを入れ、前方の窓下にロゴを配し、矢が「ビュッ(ZIP)」と飛ぶように、目的地に向かって一直線に大空を飛び行く姿をイメージした。垂直尾翼はコーポレートカラーのハーモニー・グレー、黒の文字と短いトラスト・グリーンのラインで構成されるシンボルマーク「Z_」を配した。
運航乗務員、客室乗務員、地上係員の制服は、「TARO HIRIUCHI」のデザイナーである堀内太郎氏が手がけた。「着まわし」がコンセプトで、全職種共通で靴は白と黒の2種類のスニーカーを取り入れた。業務内容や気温などに合わせて組み合わせができ、数十種類のバリエーションがあるという。
社名とブランド名、ロゴ、ブランド名は3月8日に発表している。ブランド名は英語で矢などが素早く飛ぶ様子を表した擬態語「ZIP」から創り出した造語で、「フライトの体感時間が短い」エアラインであることを表現した。“ZIP CODE”(郵便番号)が持っている「さまざまな場所に行ける」というイメージや、デジタルファイルフォーマットの“.zip”のイメージを盛り込み、「至る所に日本人らしい創意工夫をつめて、計算し尽くされた移動体験を目指す」という想いを込めている。
シンボルマークの「Z_」は、「ZIP」の頭文字で”究極”を意味する「Z」と、AIRを表現する「_」を組み合わせで作り出した。空白は無限の空白を意味する「Infinite Blank(インフィニット・ブランク)」と呼び、「”究極”のその先を目指すエアラインであり続けるために、変わり続ける時代とお客様の、真のニーズに応えるサービスを無限に追求し続ける」という想いを込めた。