バニラエア、ピーチ仕様への改修初号機が離日 クアラルンプールで改修

バニラエアからピーチに移管する、エアバスA320型機(機体記号:JA04VA)が、4月12日午後、改修を行うクアラルンプールに向けて、成田空港を飛び立った。

同機は、2014年9月に新造機としてバニラエアにデリバリーされた4号機。同年10月1日より運航を開始し、約4年半に渡って運航してきた。ピーチの仕様に変更する初めての機体で、クアラルンプールでは塗装などをピーチと同様の機体仕様に改修する。成田空港では、バニラエアの社員有志が出発を見送った。

バニラエアは、エアバスA320型機を15機保有。2019年度末のピーチとの経営統合に伴い、バニラエアの路線や便数は段階的に縮小し、路線をピーチに引き継ぐ。すでに3月30日をもって、東京/成田〜函館線を廃止しているほか、5月31日をもって、沖縄/那覇〜東京/成田・石垣・台北/桃園線をバニラエアとして運航を終了し、翌日からは、沖縄/那覇〜東京/成田線をピーチとして運航する。(写真はイメージ)