JALグループ、「JALunLunブラックフライデー2024」開催 ホノルル片道14,000マイルなど
ワイキキとアラモアナを結ぶ「ANAエクスプレスパス」の運行開始 ANA便利用で無料
全日本空輸(ANA)は、4月20日からハワイで、「ANAエクスプレスバス」の運行を開始した。
ワイキキのTギャラリア ハワイ by DFSとアラモアナセンターを直行で結ぶ、約12分のルートを、15分から20分間隔で運行する。運行時間はTギャラリア午前9時発から、アラモアナセンター午後9時45分発まで。バスの車体には、ハワイの空をイメージしたANAブルーのホヌ、ハワイの夕陽をイメージしたサンセットオレンジのホヌの2種類の塗装を施している。
利用できるのは、東京発のANA便を利用したANAマイレージクラブ会員で、他社が運航する便をANA便名で利用した場合も対象となる。到着日を含む10日間、本人を除く18歳未満の子供3名も同乗できる。
ANAマイレージクラブアプリでは、ログインの上、左上のQRコードのアイコンをタップし、右下にある「Coupon」をタップすると、乗車チケットが表示される。アプリがない場合は、ウェブサイト上でログインし、乗車チケットを表示させる必要がある。いずれも表示画面のキャプチャーでも利用できる。乗車チケットを事前に取得できない場合、ホノルル行きの搭乗券とANAマイレージクラブカードを提示する必要がある。
乗り場は、Tギャラリアはインフォメーション近くのトロリーなどの乗り場、アラモアナセンターはフードコート前のアラモアナ大通り沿いで、いずれも案内板が出ている。
同様のシャトルは、JTBやエイチ・アイ・エス、ジャルパックなども主にツアー利用者向けに運行しているものの、航空機の利用で無条件に利用できるものは「ANAエクスプレスパス」のみ。ワイキキとアラモアナをダイレクトに結ぶことから、所要時間も短い。
今回乗車したANAブルーのホヌのバスの車内は青いシートで、前向きと横向きの座席が31席配置されている。ノンステップバスで通路は広く、スーツケースなどを持っていても乗車しやすい。電気バスで、走行中の騒音は少ないように感じた。
車内では無料のWi-Fiも提供しており、パスワードなどは車内に掲示されている。
ANAでは、ワイキキ・ショッピングプラザの「マハロラウンジ」を拡張オープンしており、オプショナルツアーの予約や荷物預けにも対応している。ANAセールス主催ツアー参加者は無料、それ以外の人でも、20米ドル相当のマイルを支払うことで利用できる。
日本からのフライトが到着するのは朝から午前中にかけてであることから、ホテルのチェックインまで時間を持て余した時には、マハロラウンジに荷物を預けて、「ANAエクスプレスパス」を使ってアラモアナに買い物に向かうということも可能だ。これらのサービスを利用して、賢くホノルル滞在を楽しみたい。