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JTA機長、乗務前に基準値超えアルコール検出 2便欠航
日本航空(JAL)と日本トランスオーシャン航空(JTA)は、6月8日の東京/羽田発宮古行きJTA021便に乗務予定の機長から、基準値を超えるアルコール濃度が検出された。代替の乗務員の手配ができず、同便と後続の沖縄/那覇行きJTA556便を欠航とした。
機長からは、基準値となる1リットルあたり0.00ミリリットルを超える、同0.18ミリリットルが検出された。前日の午後1時から5時30分までの間、ビール中ジョッキ(500ミリリットル)2杯、日本酒約4合を飲酒したという。乗務12時間前から禁酒の規定がある。代わりの機長の羽田空港での手配や送り込みが困難であることから、欠航となった。このため、2便を利用予定の乗客283名が影響を受けた。
JALとJTAでは、「乗務員のアルコールに関する管理の強化に向けて、現在、全社を上げて取り組みを進めているところですが、このような事態を引き起こしてしまいましたことを、重ねてお詫び申し上げます。」として、調査の上で厳正に対処するとした。