ルクスエア、エンブラエルE195−E2型機を2機追加発注
【フォトレポート】シート電源も完備、エアアジアのエアバスA330neoお披露目(写真11枚)
エアバスとエアアジアXは、エアアジアグループが長距離路線用に導入する、エアバスA330-900neoを、フランス・パリ郊外のル・ブルジェ空港で開催されたパリ・エアショーで現地時間6月17日にお披露目した。
グループとして初めて、タイ・エアアジアXがアヴァロン・ホールディングスを通じてリースで導入するもので、真っ赤なエアアジアの塗装の前面には、タイの国旗と「A330neo」の文字が描かれている。受領後には日本、オーストラリア、韓国線などの、タイ・エアアジアXが運航する各路線に導入する。
エアアジアXはA330-300型機を36機運航しており、アジア太平洋地域のローンチカスタマーとしてA330neoを66機発注しているほか、2018年に34機を追加。今年にはリースで2機を取得する計画。A330-900型機には、プレミアムフラットベッド12席、エコノミークラス365席の計377席を配置している。座席は黒を基調としたものに一新し、全席に電源も設けた。
座席あたりの燃料消費量を約25%削減できるほか、機体性能が向上したことにより、航続距離は最大1,500海里延長しており、東南アジアからヨーロッパをカバーすることができるようになる。
ナダ・ブラナシリCEOは、「今日という日は、航空業界にとって、さらにはエアアジアのお客様にとって、長距離のお手頃価格の旅に革命を起こす、重要なマイルストーンとなりました。エアアジアは、アジア太平洋地域において、技術面でも進化した、次世代のA330neoを最初に運航する航空会社となることを大変うれしく思う。エアアジアXは、今後も中・長距離で、最もお手頃価格のフライトを提供することにフォーカスし続けます。この機材導入により、新しい路線を加えることも可能となり、ヨーロッパや米国への直行便も可能となる。エアアジアは、この新型機のより遠くへ飛べる性能や、圧倒的なコスト効果を最大限に活かし、路線計画を検討しております。」とコメントした。(写真は11枚)