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ニュージーランド航空、使い捨てプラスチック製品を大幅削減 当初計画の2倍以上に
ニュージーランド航空は、使い捨てプラスチック製品の削減量を12月までに5,500万個削減する。当初の2,400万個の計画を2倍以上に引き上げた。
「脱プラスチック月間(Plastic Free July)」に合わせ、ビジネス・プレミアとプレミアム・エコノミークラス、タスマン路線、太平洋諸島路線の「Works Deluxe」サービスで、飛行時間が5時間以内のフライトでの個別のペットボトルの配布を廃止した。これにより年間46万本以上のペットボトルが削減され、航空機の重量が減ることで年間30万キロ以上の二酸化炭素排出量削減が見込まれる。
食事の際に提供するプラスチックの個包装パックは、アメリカ本土・香港線のビジネス・プレミアで廃止段階にあり、10月末までに全路線で完全に廃止する。再利用可能な小皿を用いてソースを提供することにより、年間20万個のプラスチック個包装パックを削減できる。
この他に、9月からプラスチック製ウォーターカップをリサイクル可能素材に、10月からプラスチック製コーヒーパックから植物性カップへと切り替える。当初は使用の大半を占める国内線でのカップを対象とする予定だったものの、国際線にも導入することで、今年中に代替されるカップの総数は1,470万個から4,450万個に増加する。