JR九州の最上級ホテル「THE BLOSSOM」、日比谷に1号店が開業

2019年8月21日

JR九州とJR九州ホテルズは8月20日、新ホテルブランド「THE BLOSSOM」の1号店となる「THE BLOSSOM HIBIYA」を東京・港区に開業した。

「THE BLOSSOM」はJR九州ホテルズにおける最上位ブランドで、「この旅に、この地にひらく感動の花を。」をコンセプトに掲げる。今般開業した「THE BLOSSOM HIBIYA」は新橋駅から徒歩3分。複合ビルの18〜27階に位置し、ツインルームを中心に、50平米以上というラグジュアリーホテル並みの広さを有するプレミアムルームなど、全255室を擁する。

ロビーエリアは、和洋折衷の格子組と和紙の行燈が空間を柔らかく包み込む。アートワークは、かつて日本の文明開化の象徴として日比谷にあった「鹿鳴館」に集う紳士淑女の華やかさや日本の四季を現代的に表現。また、館内随所に九州と縁がある美術工芸品などを展示し、九州らしい「おもてなし」を表現した。

▲プレミアムツイン

25〜27階のプレミアムルームには、広めの浴槽とリビングルームが設けられた。窓からはパノラミックな夜景を楽しめる。スタンダードツインの客室は柔らかな色調のデザインで、日比谷近郊の「歴史や四季」の織重なるイメージを伝統的な和紙やカーペットのモチーフに表現。浴室は全室洗い場付きで、ゆったりとした滞在を楽しむことができる。

付帯施設としては、ライブキッチンを設けたレストラン、フィットネスジム、ミーティングルームなどを備える。レストランには日本の伝統的な櫓組を彷彿させる梁で構成した日本酒バーエリアや個室を完備しており、米どころ・水どころの「九州」を筆頭に、日本各地から厳選した日本酒と、素材・調理法にこだわった料理とのペアリングを提案する。朝食はビュッフェスタイルで提供される。