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国土交通省、羽田空港発着枠を日米双方に12枠 正式合意
国土交通省は、羽田空港の昼間時間帯の発着枠拡大に伴い、2020年3月29日より日本とアメリカ双方に12便を新たに割り当てることを、8月21日に開催した当局間協議で合意し正式に発表した。
現在、羽田空港の発着枠を、日本とアメリカの航空会社にそれぞれ昼間時間帯に5枠、深夜早朝時間帯に1枠を割り当てている。追加割り当てに伴い、日米双方、昼間時間帯は17枠、深夜早朝時間帯は2枠に拡大する。昼間時間帯は午前6時から午後10時55分まで、深夜早朝時間帯は午後10時から午前6時55分までに発着ができる。
昼間時間帯では、サンフランシスコへ日本航空(JAL)とユナイテッド航空、シカゴへ全日本空輸(ANA)、ニューヨークへANAとJAL、ホノルルへハワイアン航空、ミネアポリスへデルタ航空、ロサンゼルスへデルタ航空とアメリカン航空、ANAがそれぞれ1日1便を運航している。深夜早朝時間帯では、ホノルルへANAが1日1便とハワイアン航空が週4便、コナへハワイアン航空が週3便を運航している。
新たに割り当てられた発着枠のうち、アメリカ側での配分はすでに決定しており、アメリカン航空がダラス/フォートワース・ロサンゼルス線、デルタ航空がシアトル・デトロイト・アトランタ・ポートランド・ホノルル線、ハワイアン航空がホノルル線、ユナイテッド航空がニューヨーク/ニューアーク・シカゴ・ワシントン・ロサンゼルス線をそれぞれ開設する。デルタ航空は成田空港から撤退し、羽田空港に完全移転する。ユナイテッド航空はシカゴ・ワシントン線は成田空港から移管する。