JAL、「Refresh」マークを表示した航空機を運航
JAL、エアバスA350型機の2号機を受領 31日午前6時に羽田到着
日本航空(JAL)は、エアバスA350-900型機の2号機を受領する。8月31日午前6時頃に羽田空港に到着する見通し。
2号機は「革新のシルバー」として、機体後部に「AIRBUS A350」の文字を塗装している。初号機は「挑戦のレッド」、3号機は「エコのグリーン」として、それぞれ異なる塗装を施した。
エアバスA350-900型機は、全長66.8メートル、全幅64.75メートル、全高17.05メートル。巡航速度は時速916キロで、航続距離は15,000キロ。日本の航空会社による同型機の運航は初めてで、初号機は9月1日より東京/羽田〜福岡線に投入を開始する。
標準の座席配置は、ファーストクラスが「2-2-2」配列で12席、クラスJが「2-4-2」配列で94席、普通席が「3−3−3」配列で263席の計369席で、繁忙期などの需要増に対応するため、短期間で座席数を変更できる仕様となっている。全席にタッチパネル式の個人モニター、AC電源、USBポートを備え、機内Wi-Fiによるインターネット接続サービスも提供する。
JALは2013年10月に、A350-900型機18機、A350-1000型機13機の計31機を確定発注、オプションとして25機発注している。JALと統合前の日本エアシステム(JAS)を除くと、JALによるエアバス機の発注は初めてとなる。6年程度かけて、ボーイング777型機を置き換える。