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JALとトラベルポート、合弁会社の設立断念
日本航空(JAL)とトラベルポートは、アクセス国際ネットワークとトラベルポートジャパンの株式を100%保有する合弁会社設立を断念することに合意した。
両社は、JALの完全子会社であるアクセス国際ネットワークと、トラベルポートの完全子会社であるトラベルポートジャパンの株式を保有する合弁会社を設立することを3月19日に発表していた。「アクセス・トラベルポート」の統一ブランドを用いて、日本で旅行業向け予約システム(GDS)事業を協働運営するとして、当初は6月1日に合弁会社の設立を予定し、株式の過半をトラベルポートが保有する計画だった。
トラベルポートは、2016年にガリレオジャパンを買収するなど、戦略的投資を行ってきた。今後も、アクセス国際ネットワークへの開発やホスティングサービスを継続するとともに、JALのグローバル流通パートナーとして信頼関係を維持するとしている。