JALのA350-1000、就航前の整備作業に密着 鶴丸ロゴと識別板取り付け
ANA、赤い羽根共同募金に協力 CAが桜井日奈子さんと街頭で呼びかけ
ANAグループが協力する赤い羽根共同募金運動が、10月1日から全国で始まった。都内ではキックオフイベントが行われ、客室乗務員やゲストが街頭募金を呼びかけた。
赤い羽根共同募金運動は1947年に始まり、今年で73回目。寄せられた募金は、地域の福祉向上や災害時のボランティア活動支援に役立てられる。ANAグループは1962年から社会貢献活動として協力を続けている。10月1日の運動開始に先立つ9月28日には「赤い羽根 空の第一便」中央伝達式が行われ、客室乗務員が加藤勝信厚生労働大臣と中央共同募金会の清家篤会長から赤い羽根を受け取った。
きょう1日、東京・虎ノ門で行われたイベントには、ANAの客室乗務員のほか、赤い羽根サポーターの桜井日奈子さん、大河ドラマ「いだてん」に出演する井之脇海さん、大相撲秋場所で幕内優勝した御嶽海関らがゲストとして参加した。
赤い羽根サポーターとなってから初めて募金の使途やオンライン募金を知ったという桜井さんは、「誰かの力になりたいが、その方法がわからないという方もたくさんいると思う。そういった方にも精いっぱい募金を呼びかけたい」と意気込みを見せた。一方、御嶽海関は「この募金が全国の被災者の元に届き、いろいろな形で役に立てばと思う」と話した。その後、客室乗務員や桜井さんらは会場で募金を呼びかけ、募金に協力した人の胸に赤い羽根を付けた。
ANAグループでは10月15日まで、客室乗務員や地上係員が赤い羽根を着用し、募金運動をPRする。また、国内50空港の出発カウンターや空港売店「ANA FESTA」に募金箱を設置するほか、社員が空港や街中で街頭募金を呼びかける。このほか、12月31日まで、20機の飛行機に赤い羽根共同募金運動のロゴをあしらって運航する。