パプアニューギニアの空港で不当請求、注意呼びかけ

外務省海外安全ホームページ

パプアニューギニア・ポートモレスビーのジャクソンズ国際空港国内線ターミナル内の手荷物検査場で、日本人旅行者が手荷物検査場の警備員に200キナ(約7,000円)を不当請求される事件が、12月30日午前9時ごろに発生したとして、在パプアニューギニア日本国大使館が注意を呼びかけている。

この旅行者は、国際線でポートモレスビーに到着後、乗り換えのために国内線ターミナルに移動し航空会社カウンターで搭乗チェックインを済ませ、搭乗ゲートに向かうために手荷物検査場に入ったところ、手荷物検査場の警備員から手荷物が4キロオーバーしているため超過料金を支払えと言われ、現金を所持していないと伝えると、ATMまで連れて行かれ現金を引き出すよう強く指示されたため、やむを得ず現金を引き出し、200キナを支払ったという。荷物の超過料金が発生する場合は航空会社カウンターで事前に支払いを済ませるようになっており、手荷物検査場内で手荷物の超過料金を請求されることはないとしている。

パプアニューギニアでは、年末年始に窃盗・盗難事件の発生が多く、警察のロードブロックによる不当な金銭要求なども横行することから、十分注意するよう呼びかけている。