関西国際空港連絡橋、対面通行規制を3月中に解除へ

国土交通省と西日本高速道路(NEXCO西日本)は、台風21号の影響でタンカーが衝突し、対面通行の規制が続いている関西国際空港連絡橋の対面通行規制を3月中に解除する。

2月12日と13日の夜間に修復した橋桁の架設を行う計画で、その後に舗装や照明の設置などを進めることで、上下各2車線、計4車線を確保できる見通し。6車線での完全復旧はゴールデンウィーク頃までに完了する見通し。

関西エアポートの山谷佳之代表取締役社長兼最高経営責任者(CEO)とエマヌエル・ムノント代表取締役副社長Co-CEOは、「関西国際空港連絡橋は、2018年9月4日の台風 21 号に伴うタンカー衝突事故以降、通行規制が続いておりましたが、この度、関係者の皆様のご尽力により、3 月中にも対面通行規制が解除される運びとなりましたことに厚く御礼申し上げます。ご利用のお客様や関係者の皆様のご協力で、通行規制後、年末年始等の多客期においても大きな渋滞等の混乱はなく、多くのお客様に関西国際空港をご利用いただいております。皆様には今しばらくご不便をおかけいたしますが、天候が安定して予定通り工事が進むことを期待し、完全復旧をお待ちいたしたいと思います」とのコメントを発表した。