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全日本空輸(ANA)は1月8日、飲酒に関する安全管理体制の強化措置について、国土交通省に報告した。パイロットと客室乗務員は1月18日から当面の間、宿泊地での乗務開始前24時間以内は禁酒とする。
パイロットはストロータイプの呼気検査機を国内全空港で1月21日から、海外全空港で2月中に運用を開始する。さらに乗務前のアルコール検査時の第三者確認を全空港に拡大し、検査結果と確認実施者の記録も行う。失念による未検査防止のため、出社リストで確認する。3月中には、乗務終了後にも第三者による確認のもとアルコール検査を開始する。
客室乗務員は乗務前後の酒気確認を1月29日より開始し、準備が整い次第、アルコール検査機による検査に切り替える。乗務中には随時客室乗務員間で相互に酒気確認を実施する。