JALグループ、「JALunLunブラックフライデー2024」開催 ホノルル片道14,000マイルなど
スカイマークの今後の戦略は 西久保愼一社長の単独インタビュー全文書き起こし(前編)
6月14日に、エアバスA330型機初便機内で、スカイマークの西久保愼一社長に行った単独インタビュー一問一答は次の通り。
-余剰が出ると思われる、ボーイング737型機の使い道について教えてください。
それはもう決まっております。
まず、リースが切れるので来年の3月までは(機材)総数は変わりません。来年は2機ほど余剰機が出ますので、それは団体旅行とかチャーターとかそういったものに利用する予定となる。
-チャーターと言うのは、旅行会社がチャーターするという形になるんですか?
その通りとなる。主に国内を飛ばす予定となる。
-国際線の予定はありますか?
基本的に国際線は考えておりません。
-どのような旅行会社さんと組むということも既に決まっているのでしょうか。
ほとんど大手の旅行会社さんに営業をしております。
-それは既に売れているのですか。
はい、もう売れている。
-では、エアバスA330型機でチャーター便を運航する予定などはございますか。
まだ、計画がすべて決まっているわけではありませんが、たとえば沖縄線とかですと冬場はそれほどお客さんが乗らないこともありますので、そういった路線についてはA330型機をチャーターの方に回して海外の方に飛ばすことは可能。
-具体的にどこに飛ばしたいなどといった話は出ていますか。
先ほども言いましたが、まだ具体的には決まっておりません。
まぁ、そうは言いましても冬場に行くと言いましたらですね、やはりアラスカにオーロラを見に行くか、バリに行くか、そのあたりになるのではないかと考えております。
-次の質問になりますが、先日A330型機が雷に撃たれたという報道がありましたが、整備は完了しているのですか?
はい、もちろん完了している。被雷はその程度にもよりますが、日常的に発生するトラブルですので、大抵は一日で整備を行うことができる。
-今回はそれほどではなかったと言うことですか?
そうですね、それほど大きなものではなかったとなる。
-今回は割と迅速な対応であったと思いますが、グランドスタッフの熟練度が上がってきているということでしょうか。
はい、そういうことですね。
(後編に続く)
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