台湾のスターラックス航空、エアバスA350型機17機を確定発注 来年にも就航

台湾の新規航空会社であるスターラックス航空(星宇航空)は、エアバスA350型機を17機確定発注した。

発注したのは、エアバスA350-1000型機12機とエアバスA350-900型機5機の計17機。台湾とヨーロッパ、北米などを結ぶ長距離路線に投入することを計画している。

スターラックス航空は、エバー航空を傘下に持つ長栄集団の創業者で、2016年1月に死去した張栄発氏の四男である張國煒氏が設立。張氏は2016年3月にエバー航空の会長から解任されていた。2020年の春節前にも、台湾と東京、大阪、香港を結ぶ路線を開設し、運航を開始する計画。この他に、シンガポール、マレーシア、韓国、フィリピンへの就航を目指す。2018年5月には台湾経済部から事業許可を受けた。

張國煒氏は、「本日、エアバスワイドボディの正式購入契約書に署名させていただきました。スターラックスは、世界で最も優れた航空会社の1つになることを約束します。A350型機を使うことで、近い将来、世界中のより多くの人々にクラス最高のサービスを提供できるようになります」とコメントした。