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JR東日本は、次世代新幹線の開発用試験車両E956形「ALFA-X」を5月に落成し、東北新幹線で走行試験を開始すると発表した。
試験車両は10両編成で、東京方・新青森方のそれぞれで異なる形状を採用した。東京方1号車はE5系と同等の室内空間を確保した約16メートルのノーズ、新青森方10号車はトンネル突入時の圧力波を抑えて環境機能を追求した約22メートルのノーズとなっている。
落成後の5月から2022年3月にかけて、次世代新幹線における環境性能の向上のほか、地震対策を含む安全性向上等の開発の検証を行うための走行試験を実施する。走行試験は週2日程度、夜間帯を基本に仙台〜新青森間などで実施する予定。性能試験のため、最高時速400キロでの走行を数回行うほか、最高時速360キロまでの走行を行う。