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エアアジア・ジャパン、出資者にはノエビアやアルペンも 本社は東京・港区に
エアアジア・ジャパンは、7月1日、東京都内で設立記者発表会を開催した。
代表取締役には、旧エアアジア・ジャパン代表の小田切義憲氏が就任した。
2015年夏ダイヤより、2機から運航を開始する計画で、2015年内に4機体制に。その後は毎年5機を導入し、国内幹線から就航する計画と明らかにした。拠点空港は改めて発表するとしているものの、名古屋/中部であると見られている。
さらに、2020年の東京オリンピックにあわせて拡大することが議論されている、羽田空港の発着枠の割り当ても求める方針。
出資比率は、金額ベースでは、マレーシアのエアアジアが49%、オクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンド合同会社が19%、楽天が18%、ノエビアホールディングスは9%、アルペンが5%で、資本金は70億円になる見込み。
オクターヴ・ジャパン インフラストラクチャーファンド合同会社の親会社であるオクターヴ・ジャパンは、エアアジア・ジャパンの準備会社である、エアー・イノベーション株式会社にオフィスの一部を提供していた。代表のマイケル・サング・キム氏は、エアー・イノベーションの取締役も務めている。
ノエビアホールディングスは、常盤薬品工業などを傘下に持つ上場企業で、傘下には航空運送事業を手がける、ノエビアアビエーションなどがある。アルペンはスポーツ用品の開発や販売などを行っている。
議決権ベースでは、エアアジアは33%となる。本社は、東京都港区芝1丁目4番3号に置く。