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東京メトロ、スペースマーケットと業務提携 綾瀬駅にシェアリングスペース開設
東京メトロとスペースマーケットは、資本業務提携を行った。
東京メトロでは、オープンイノベーションの推進の一つとして、「”つながり”の創出を通じ、持続可能な地域社会形成に貢献する」というテーマを掲げ、外部連携による新たな価値の提供を目指している。一方、スペースマーケットは、イベントスペースや会議室などあらゆるスペースを1時間単位で簡単に貸し借りできるプラットフォームを運営し、現在日本全国で1万件を超えるスペースを掲載している。
近年、不動産利活用の選択肢として「賃貸」「売買」ではない「時間貸し」が注目されており、東京メトロは、今回の提携により、東京メトロの保有する物件やスペースを「時間貸し」というシェアリングの概念で有効活用することで、沿線地域と連携してにぎわいを創出し、東京の魅力・活力の共創を進めていきたいとしている。
また、両社は資本業務提携の第一弾として、4月11日に千代田線高架下(綾瀬駅から徒歩2分)にシェアリングスペース「むすべやメトロ綾瀬」をオープンした。パーティーや会議はもちろん、レイアウト自由な空間により、セミナー・ワークショップやポップアップショップにも利用できるとしている。また、室内は鉄道車両部品をリサイクル使用することで特色ある空間となっている。
利用料金は、5月末までオープニング価格として、平日は1時間あたり1,500円、土日祝日は同2,280円としている。利用にはスペースマーケットにアカウント登録したうえで、ウェブサイトでの申し込みが必要となる。