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アシアナ航空、運航は通常通り 「よりよいサービス提供」
アシアナ航空は、錦湖アシアナグループの錦湖産業が、アシアナ航空の株式を売却することを決定したことを受け、声明を発表した。
アシアナ航空では、航空便の運航やサービスは通常通り行われており、航空券の予約・購入、マイルの積算・利用、貨物なども現行通り利用できるとした。
業績不振の錦湖アシアナグループと主要債権者である韓国開発銀行(KDB)は、アシアナ航空の株式を売却することで合意しており、売却先は今後決定する。売却先として、韓国通信大手で石油化学産業なども手がける、SKグループなどの名前が挙がっているものの、一部企業は取得を否定している。
アシアナ航空は1988年に設立された、韓国の大手航空会社。短距離路線から長距離路線まで幅広く運航し、韓国・ソウル郊外の仁川国際空港の発展に貢献した。この他に韓国では、物流などを手がける韓進グループが経営する大韓航空が存在しているほか、格安航空会社(LCC)が相次いで設立され、短距離路線を中心に競争過多の状況にある。アシアナ航空では今後、資産売却や不採算路線の削減を進める。