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JALが受領するエアバスA350-900型機初号機、塗装完了 9月から商業運航
エアバスは、日本航空(JAL)が初めて受領するエアバスA350-900型機初号機を、フランス・トゥールーズの塗装工場からロールアウトした。
機内にはファーストクラスを「2-2-2」配列で12席、クラスJを「2-4-2」配列で94席、普通席を「3−3−3」配列で263席の計369席を配置し、全席に個人用画面、電源、USBポートを備え、機内Wi-Fiも利用できる。個人用画面では機外の景色を楽しめるようにする。座席やインテリアデザインは一新しており、6月にも発表する見通し。1号機にはレッド、2号機にはシルバー、3号機にはグリーンで、機体後方に「AIRBUS A350」の文字を塗装した。今後、地上試験や飛行試験を行った後、今年半ばにも引き渡しを予定している。
商業運航は9月1日の東京/羽田〜福岡線より開始する。初便は東京/羽田を午後0時10分に出発し、福岡に午後2時に到着するJAL317便となり、同日は東京/羽田〜福岡線を1日2往復、翌日以降は1日3往復6便を運航する。その後は東京/羽田〜札幌/千歳・沖縄/那覇線などに順次投入を拡大する。
JALは、エアバスA350-900型機18機、エアバスA350-1000型機13機の計31機を2013年に確定発注している。国内の航空会社として初めて導入することになる。