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モスクワ4空港で出入国時に指紋・顔写真の採取措置 12月から先行開始
在ロシア日本国大使館は、ウラジオストクから電子ビザでロシアに入国し、モスクワから第三国へと出国しようとした日本人が罰金を科される事案が続いているとして注意喚起を行っている。
ロシア政府は、ウラジオストクをはじめとした極東地域で、日本国民など対象に、電子ビザの発給を2017年8月より開始している。2018年8月には対象となる空港などを拡大したものの、現時点では入国場所と出国場所が同一である必要があり、申請した地域外を訪問することもできない。在ロシア日本国大使館によると、ウラジオストク発のロシア国内線搭乗時にはビザの確認は行われておらず、他都市を訪問することができてしまうという。
ロシア極東の電子ビザをめぐっては、在日ロシア大使館ホームページなどで有効期間が「入国日から8日間以内」と記載されているところ、入国日の入国時刻から8日目の同時刻までに出国する必要があるとして、出国ができないトラブルも発生していた。