マレーシア航空、MH17便事故で手数料無料のキャンセル受け付け　格安航空券でも

2014年7月21日

マレーシア航空は、MH17便がウクライナで撃墜された事故を受けて、希望者にフライトのキャンセルまたは延期を受け付けると複数のメディアが伝えている。

イギリスのニュースサイト「MailOnline」によると、マレーシア航空はMH17便の事故を受けて、24日までにキャンセルを希望した場合、これを受け入れると発表している。

対象となるのは12月31日までに出発する旅程で、通常では認められていない、格安運賃での予約でも可能となっており、手数料も必要ない。

一部報道では、3月のMH370便の事故で乗客が減っている上に、MH17便の事故が立て続けに起きたことで、同社の存続は難しいという意見もある。同社は以前から経営危機に直面していた。

マレーシア航空は3月にもMH370便が行方不明になっているが、その際はこのような対処は行われなかった。