谷川岳ロープウェイ、「谷川岳ヨッホ」に名称を変更 12月1日から
「電話の問い合わせ誘導も返金なし」 利用者からはエイビーロードの対応”差別”に不満の声
リクルートが運営する海外旅行検索比較サイトの「AB-ROAD(エイビーロード)」は、100人以上がチケットを受け取れないまま業務停止状態のレックスロードが運営する「レックスロードトラベル」にエイビーロードを通じて航空券予約した全員を対象に、返金を行うと発表した。
一部ネット上ではリクルートの対応に絶賛の声が上がっているものの、エイビーロードを見て、電話でレックスロード トラベルに予約を行い、支払いを済ませたのに航空券を受け取ることが出来なかった利用者からは不満の声が上がっている。
格安航空券は設定数が限られていたり、出発直前の航空券も多く、ウェブを通じての問い合わせの場合は返答に時間がかかることから、電話で問い合わせる人も多い。
また、エイビーロードの格安航空券詳細のページには、旅行会社への問い合わせ先とともに、「お電話での問合せは、『エイビーロードで見ました』とお伝えいただくとスムーズとなる。」と掲載しており、多くの電話問い合わせ客がいたものと思われる。
リクルートでは、レックスロードの広告掲載を2001年より開始。掲載開始時には旅行業登録を行っていたことを確認していたものの、2013年10月に登録更新を行っていなかったことを把握していなかった。
ウェブサイトを経由して申し込んだ、21日時点で把握している110名の利用者に対しては、エイビーロードからの申込みを確認できる書類と入金が確認できる記録が確認でき次第、支払い済みの航空券の代金相当額を、お詫びの気持ちとして支払うとしている。
電話で問い合わせ、代金を支払ったのに航空券を受け取れていない利用者からは、「エイビーロードが本当に道義的な責任を感じているのならば、被害者の声に対応するべきではないか。」と話している。