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ノックスクート、サービス開始時期を大幅短縮 9月1日に日本線就航へ 同日にはタイエアアジアXも就航予定
タイのノックエアと、シンガポール航空傘下のスクートが共同でバンコクを中心に開始する予定の中距離格安航空会社のノックスクートが、サービス開始を9月1日に短縮すると、バンコクポストが報じている。
同社はタイに現存するピートエアのライセンスを利用することによって、当局が許可を出すまでにかかる期間を短縮する予定。これにより予定していたよりも早くサービスを開始することができるとしている。なお、ピートエアは現在運航していない。
ノックスクートの幹部は、特別な就航都市こそ挙げなかったものの、バンコク/ドンムアン空港から日本への路線を9月1日に開設する予定であるとタイ当局に語っている。
今回の新しい就航予定日は、それまでに予定されていた11月よりも2ヶ月早いものとなっている。これは、同じく9月1日に就航を予定しているタイ・エアアジアXに遅れを取りたくないノックスクート側の意向があったものと思われ、開始日だけでなく、就航都市も同様に東京や大阪が有力であるとみられる。
先週の金曜日には、運用予定のボーイング777-200型機でバンコクからチェンマイまでテストフライトを行っており、9月1日の就航に向けて着実に準備を進めている。今年中は1機のみでの運航を予定しており、来年のはじめには2機目を受領予定。
機体デザインはノックエアとScootのものが織り込まれた新たなものになる見込みで、機体はシンガポール航空からリースする予定。座席は323席から415席のものに取り替えられる。
9月1日にはスクートが運航するシンガポール~バンコク線の空港が、スワンナプーム国際空港からドンムアン空港へ移動される予定で、タイにおけるスクートのサービス拠点をドンムアン空港で統合する。チェックインサービス7番レーンが割り当てられる予定で、5番と6番をノックエアと共有するとみられる。